安曇野在住のKさんのお話、第2弾です。(1)はこちら

Kさんには息子さんが2人。上の子Aくんは、保育園の年中さんです。
今日は、「Kさんの子育て」について書きます!ちょっと衝撃ですよ~(^^)

いまではすっかりお兄さんになったAくんですが、Aくんが1歳10か月のころ遊びに行きました。

夏だったのですが…
なんと、Aくん。「はだかんぼ」で登場~!(笑) まず、これには大爆笑してしまいました!
都会ではあり得ませんものね。
さて、みなさん。ここで疑問がわきませんか?
2歳前だと、まだ自分からトイレへは行けませんよね。ふつうは「オムツ」または早い子で「おしっこ!」と言える程度かな。固定概念ですが。
さて、Aくんはどうするでしょうか…

答えはズバリ! 「anywhere」!(どこでも!)

社長がオーストラリアへ行き、BBQパーティーの最中「トイレどこ?」と聞いた時と同じ状況(笑)
いやはや、本当に驚きました、あのカルチャーショックは今でも忘れられません!
ご両親は、平然と処理をします。もちろん、怒りません。
Aくん、ちょっとだけ申し訳なさそうな顔をしているのが、これまた愛おしいのです… ご両親が綺麗にお掃除しているのを見て、「大変そうだな、申し訳ない…」と子供心に思っているのでしょう。
そのせいなのか、「おしっこ!うんち!」と伝えるのが早かったそうです。

そして、次の日もっと驚くべきことが!
みんなでお蕎麦屋さんに行ったのですが、ちゃんと「おしっこ!」と言って自分からトイレへ行ったのです。
一人で行くと。みんな来ないで、と。
(何度も行っているお蕎麦屋さんで、トイレの場所は知っていた。)
しばらくして帰ってきて… Kさんがトイレを汚していないか?心配になってコッソリ見に行ってたのですが、ちゃんと一人でしてた!
 世間で言う「トイレトレーニング」というものを一切していないのに、自分でトイレに行って→おしっこして→手を洗って→戻ってくる。
トイレも汚しておらず、とてもきれいだったとのこと。

こどもって、スゴイ。

現在市販されている紙おむつ、おしっこしてもサラサラだから感じないんですよね。
いわゆる「垂れ流し状態」というわけです。「しちゃっていいんだ、言わなくていいんだ。」この状況に慣れてしまうのでしょうね。

人間も生き物ですから(当たり前ですが)、生きる本能っていうのはあるはずだと思うのです。
手をかけすぎなくても、必要なことは勝手に覚えていく。
親や周りの子供や大人を、見ているものです。

Aくんと会うたびに、子供の大きな可能性を感じずにはいられません。
トイレの件は一例ですが、彼はいつも目がクルクルクルクル動いています。いろんなものを良く見ている。観察をして、自分の中にインプットしているように感じます。
自由でのびのびしているけれども、ちゃんと考えて行動しているから、意外に怪我もしないそうです。
もちろん、ご両親は「アレしちゃダメ、これしちゃダメ」と言わず、自分で考えて行動しているのです。

小さい子がいると、思わず手を差し伸べてしまいたくなるけれど、見守ることが一番なんだな・・・と、Kさんの子育てを見ていて学びました。

つづく!

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