この1か月で見つけた、綺麗な綺麗な、昆虫。

▼わかりますか?
白い花の間に、レースのような蝶。
調べたところ、ウスバシロチョウという蝶々だそうです。(間違っていたら、教えて下さい!)
2枚目、ピンボケですが(汗)、
半透明の翅をもつ、美しい蝶々…

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▼こちらも、ビックリ!
ルリボシカミキリ。というそうです。
「瑠璃星」、名前がとっても素敵です…
マットな青に、黒い斑点(星、ですね)。鮮やかなカミキリムシ!

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ウスバシロチョウは、レースのよう。花嫁衣裳みたい。
ルリボシカミキリは、スカートのテキスタイルにしたら面白そう!
とか、思わず想像してしまいました。

そこで思い出したのが…
当社社長から聞いたお話。
数十年前、ちょいちょい出張で、イタリアに行っていたそうなのですが、
その時に出会ったデザイナーさんが、ミラノから離れた田舎に住んでいたそうなんです。

「仕事はミラノなのに、田舎に住んでいたら不便ではないか?」
と、尋ねたところ、

「自然の豊かなところに居ないと、イマジネーションが沸かない。
街には、私の想像力を掻きたてるものは、無い!」

と、答えてくれたそうです。

自然の中には、色々な物が溢れているからなんだ!
人の作るものは全て、自然からヒントを得たものだと言えるのだな…と。

解りやすい例で言えば、仮面ライダー(笑)⇒バッタがモデルですものね!
というのは、置いておいて。

生き物から得た技術を、「生物模倣技術」と呼ぶそうです。
蚊の針を模した、痛くない注射針。 電車のパンタグラフは、フクロウの羽の構造を利用。
サメ肌の水着素材。
等々…
色々な技術に採用されているそうです。

文化的な生活と引き換えに、本能を失っていく人間たちには、生き物たちの知恵や構造、生態から学ぶことが多いのでしょうね。
きっと、生き物たちがいなかったら、不可能だった技術も多いのではないでしょうか。

そう思うと、人間はもっともっと、人間以外の生き物に敬意を払ってしかるべき、と思うのでした。